立ち眩み

立ちくらみ ツボ5選|場所と押し方、症状が出たときの対策を解説

「立ち上がった瞬間、目の前が暗くなった」

「ふらっとしたときに、自分で押せるツボはあるの?」

このような経験があると、すぐに試せるセルフケアを探したくなりますよね。「立ちくらみ ツボ」と検索している方のなかには、忙しくて休めない方や、繰り返す症状に不安を感じている方もいるでしょう。

立ちくらみが気になるとき、内関や百会、足三里などのツボがセルフケアとして紹介されることがあります。ただし、ツボ押しは立ちくらみの原因そのものを見極める方法ではありません。症状が出ている最中は、まず転倒を防ぐことが最優先です。

この記事では、立ちくらみのセルフケアに用いられる代表的なツボの場所や押し方を紹介します。あわせて、立ちくらみが起こる仕組み、日常生活で意識したいこと、医療機関へ相談したほうがよい症状についてもわかりやすくお伝えします。

H2:立ちくらみにツボは効果がある?押す前に知っておきたいこと

H3:ツボ押しは補助的なセルフケアとして考える

読者:「ツボを押せば、立ちくらみは改善するのでしょうか?」

筆者:「ツボ押しだけで原因まで解消できるとは限りません。まずは、補助的なセルフケアとして考えることが大切です」

東洋医学では、体にある特定のポイントを刺激し、心身のバランスを整える目的でツボが利用されてきたと言われています。立ちくらみが気になる場合にも、内関や百会、足三里、湧泉などが紹介されることがあります。

とはいえ、「このツボを押せば立ちくらみが必ず改善する」と言い切ることはできません。立ちくらみの背景には、急な血圧低下、脱水、出血、薬の影響、自律神経のはたらきの変化など、複数の原因が考えられるためです。

ツボ押しを行うときは、気持ちを落ち着かせる時間をつくる、呼吸をゆっくり整える、体調を確認する、といった目的で取り入れるとよいでしょう。何度も症状を繰り返す場合は、ツボだけで様子を見続けず、医療機関へ相談してください。

引用元:https://seitai-osusume-select.com/column/%e7%ab%8b%e3%81%a1%e3%81%8f%e3%82%89%e3%81%bf-%e3%83%84%e3%83%9c%e3%81%af%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%82%e3%82%8b%ef%bc%9f%e7%97%87%e7%8a%b6%e3%82%92%e5%92%8c%e3%82%89%e3%81%92%e3%82%8b%e6%8a%bc%e3%81%97/

引用元:https://medicalnote.jp/diseases/%E8%B5%B7%E7%AB%8B%E6%80%A7%E4%BD%8E%E8%A1%80%E5%9C%A7

H3:立ちくらみと回転するめまいは同じではない

「立ちくらみ」と「めまい」は、日常会話では同じように扱われがちです。しかし、感じ方や起こる場面には違いがあります。

立ちくらみでは、座った状態や横になった状態から立ち上がった直後に、目の前が暗くなる、血の気が引く、ふわっとする、意識が遠のきそうになる、といった感覚が現れることがあります。

一方で、周囲や自分がぐるぐる回っているように感じる場合は、耳の奥にある平衡感覚の器官などが関係するめまいも考えられます。耳鳴りや聞こえづらさ、強い吐き気を伴うこともあるため、単なる立ちくらみだと決めつけないほうが安心です。

読者:「立ち上がっていないのに、ずっとふわふわします」

筆者:「その場合は、立ちくらみ以外の原因も考えられます。症状が続くときは、早めに医療機関へ相談しましょう」

引用元:https://www.neurology-jp.org/public/disease/memai_detail.html

H3:症状が出ている最中は安全確保を優先する

立ちくらみが起きた瞬間に、立ったままツボを探すのは避けましょう。ふらついている状態では転倒する危険があります。机や壁につかまって耐えるよりも、可能であればその場で座る、しゃがむ、横になるといった行動が優先されます。

「少しくらいなら歩ける」と感じても、急に意識が遠のく可能性は否定できません。階段、浴室、駅のホーム、車道の近くなどでは、とくに注意が必要です。

落ち着いてから水分不足や疲れがなかったかを振り返り、そのうえでツボ押しを試してください。ツボは、倒れそうな状態を無理に乗り切るために使うものではありません。

H2:立ちくらみのセルフケアに使われるツボ5選

ここからは、「立ちくらみ ツボ」で調べている方が押しやすい代表的なポイントを紹介します。ツボの位置には個人差があるため、説明どおりの場所を強く押し込むのではなく、周辺をやさしく触りながら探しましょう。

H3:内関|手首の内側にある押しやすいツボ

内関は、手首の内側にあるツボです。手のひらを上に向け、手首の横じわから肘側へ指3本分ほど進んだ場所を探します。2本のすじの間あたりが目安です。

東洋医学では、内関は気持ちを落ち着かせたいときや、吐き気、乗り物酔いなどが気になるときに用いられることがあると言われています。手が届きやすいため、初めてツボ押しをする方でも取り入れやすいでしょう。

反対側の親指の腹を当て、3~5秒ほどゆっくり押してから離します。左右それぞれ数回を目安にしましょう。強い痛みが出るほど押す必要はありません。

読者:「電車の中で立ちくらみがしたときも押してよいですか?」

筆者:「まずは座って安全を確保してください。症状が落ち着いてから、無理のない姿勢で試しましょう」

H3:百会|頭のてっぺん付近にあるツボ

百会は、頭のてっぺん付近にあるツボです。左右の耳を結んだ線と、顔の中心から頭頂部へ伸ばした線が交わるあたりを目安にします。

東洋医学では、頭が重いときや気持ちを落ち着かせたいときなどに刺激されることがあると言われています。頭皮は刺激を感じやすいため、爪を立てず、中指の腹でそっと触れるように押してください。

息を吐きながら3秒ほど押し、吸いながら離します。これを3回ほど繰り返します。頭に傷や腫れがある場合、押すと痛みが強くなる場合は控えましょう。

H3:合谷|手の甲にある見つけやすいツボ

合谷は、手の甲側にある代表的なツボです。親指と人差し指の骨が交わる少し手前で、押すと軽く響くように感じる場所が目安とされています。

幅広い不調に対するセルフケアで知られており、疲れや緊張が気になるときに用いられる場合があると言われています。片方の手で反対側の合谷を挟み、親指でゆっくり圧を加えましょう。

ただし、痛みを我慢して押し続けるのは避けてください。また、妊娠中の方は自己判断で強く刺激せず、医師や専門家へ相談したうえで行うほうが安心です。

H3:足三里|膝の下にある代表的なツボ

足三里は、膝のお皿の外側にあるくぼみから、指4本分ほど下へ進んだ場所にあると言われています。すねの骨の少し外側を探すと見つけやすいでしょう。

東洋医学では、胃腸の調子や日々の体調管理を目的として用いられることがあるツボです。食事量が少ない日や、疲れが重なっているときに立ちくらみを感じる方は、生活を見直すきっかけとして取り入れてもよいでしょう。

椅子に座った状態で、親指の腹を使ってやさしく押します。左右を同時に押す必要はありません。片脚ずつ、呼吸を止めずに行ってください。

H3:湧泉|足の裏にあるツボ

湧泉は足の裏にあり、足の指を内側へ曲げたときにできるくぼみ付近が目安です。土踏まずより少し上、足裏の中央より前側を探してみましょう。

東洋医学では、疲れや冷えが気になるときのセルフケアとして用いられることがあると言われています。床に座り、片方の足を反対側の太ももへ乗せると押しやすくなります。

ただし、立ちくらみが残っている状態で片脚立ちになったり、無理な姿勢を取ったりしてはいけません。湧泉を押すなら、椅子や床に座り、安定した姿勢で行いましょう。

引用元:https://seitai-osusume-select.com/column/%e7%ab%8b%e3%81%a1%e3%81%8f%e3%82%89%e3%81%bf-%e3%83%84%e3%83%9c%e3%81%af%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%82%e3%82%8b%ef%bc%9f%e7%97%87%e7%8a%b6%e3%82%92%e5%92%8c%e3%82%89%e3%81%92%e3%82%8b%e6%8a%bc%e3%81%97/

引用元:https://kenkounihari.seirin.jp/column/2021062101

H2:立ちくらみのツボを安全に押す方法と注意点

H3:指の腹でゆっくり押し、痛みを我慢しない

読者:「ツボは強く押したほうが効きそうな気がします」

筆者:「強ければよいわけではありません。心地よいと感じる範囲で十分です」

ツボ押しは、親指や中指の腹を使い、ゆっくり圧を加えるのが基本と言われています。目安として3~5秒ほど押し、同じくらいの時間をかけて離します。これを3回程度繰り返すと、急な刺激になりにくいでしょう。

押している最中は息を止めないでください。鼻から吸い、口からゆっくり吐きながら行うと、力が入りすぎるのを防ぎやすくなります。

押した場所に強い痛みが残る、あざになる、しびれが出る、といった場合は刺激が強すぎた可能性があります。その日は中止し、皮膚や筋肉の状態を確認しましょう。

H3:立ったまま行わず、安定した姿勢を選ぶ

立ちくらみ対策としてツボを押すなら、姿勢選びはとても重要です。椅子に深く腰かける、床に座る、ベッドで横になるなど、転倒しにくい状態で行いましょう。

とくに百会や湧泉を探すときは、頭を下げたり、脚を持ち上げたりする動作が入ります。症状が残っていると、姿勢を変えた際にふらつくかもしれません。焦って全部のツボを押さず、一つだけ選ぶくらいで構いません。

「朝起きたときに立ちくらみが出やすい」という方は、目が覚めてすぐ立ち上がらず、布団の上で手首の内関をやさしく押す方法なら取り入れやすいでしょう。その後、いったん座った姿勢で様子を見てから立ち上がってください。

H3:傷・腫れ・発熱時などはツボ押しを控える

ツボの周辺に切り傷、やけど、湿疹、腫れ、強い痛みがある場合は、その場所を押さないようにしましょう。発熱中、飲酒直後、極端に空腹なとき、体調が大きく崩れているときも、刺激によって気分が悪くなる可能性があります。

また、血液を固まりにくくする薬を服用している方、妊娠中の方、持病がある方は、自己判断で強い刺激を続けないほうが安心です。気になる場合は、主治医や薬剤師、鍼灸師などへ確認してください。

ツボ押しを始めてから立ちくらみや吐き気が強くなった場合は、すぐに中止します。「せっかく始めたから」と我慢して続ける必要はありません。

引用元:https://kenkounihari.seirin.jp/column/2021062101

H2:立ちくらみが起きたときの対処法と繰り返さないための工夫

H3:まず座る・しゃがむ・横になる

立ちくらみが起きたら、ツボを探す前に低い姿勢を取りましょう。倒れて頭を打つことを防ぐためです。近くに椅子がなければ、その場でしゃがむ方法もあります。安全に横になれる場所なら、横になって落ち着くのも一つです。

「周りの人に心配をかけたくない」と、無理に歩き続ける方もいます。しかし、転倒してけがをすると、立ちくらみ以上の問題につながりかねません。恥ずかしがらず、近くの人へ「少しふらつくので座ります」と伝えてください。

失神しそうな感覚、冷や汗、血の気が引く感じがある場合は、とくに無理をしないことが大切です。症状が強いときは一人で移動せず、周囲へ助けを求めましょう。

H3:水分を補い、急な姿勢の変化を避ける

脱水は、立ち上がったときの血圧低下に関係する原因の一つと言われています。暑い日、運動後、入浴後、発熱や下痢が続いたあとなどは、水分が不足していないか確認しましょう。

一度に大量の水を飲むのではなく、むせないよう少しずつ補うのが基本です。ただし、心臓や腎臓の病気などで水分量を指示されている方は、その指示を優先してください。

朝は、目が覚めてすぐ立ち上がらず、まず布団の上で手足を軽く動かします。次にゆっくり上体を起こし、座った状態で数十秒ほど待ってから立ちましょう。椅子から立つときも同じです。勢いよく動くより、一つひとつの動作に間を置くことが大切だと言われています。

引用元:https://medicalnote.jp/diseases/%E8%B5%B7%E7%AB%8B%E6%80%A7%E4%BD%8E%E8%A1%80%E5%9C%A7

H3:睡眠・食事・疲労の状態を振り返る

立ちくらみが続くときは、ツボの場所だけでなく、ここ数日の生活も振り返ってみましょう。

「睡眠時間が短かった」

「朝食を抜いたまま動いていた」

「忙しくて水分をほとんど取っていなかった」

「運動や仕事の疲れが残っていた」

こうした状況が重なっていることもあります。まずは睡眠時間を確保し、食事を極端に抜かず、こまめに水分を取ることが基本です。

ただし、塩分を増やせばよいと自己判断するのは避けてください。高血圧や腎臓病などがある方は、塩分量に注意が必要な場合があります。生活改善について迷うときは、医師や管理栄養士へ相談しましょう。

H2:立ちくらみが起こる原因と医療機関へ相談する目安

H3:立ち上がったときの血圧低下が関係する場合

横になった状態や座った状態から立ち上がると、重力の影響で血液が下半身へ移動します。通常は自律神経のはたらきによって心拍数や血管の状態が調整され、血圧が下がりすぎないよう保たれると言われています。

ところが、この調整がうまく進まないと、一時的に脳へ届く血液が少なくなり、ふらつきや目の前が暗くなる感覚が現れることがあります。このような状態の一つが、起立性低血圧です。

起立性低血圧には、自律神経のはたらきの変化だけでなく、脱水、出血、薬の影響などが関係する場合もあります。「もともと低血圧だから仕方がない」と決めつけず、繰り返す場合は原因を調べてもらうことが大切です。

引用元:https://medicalnote.jp/diseases/%E8%B5%B7%E7%AB%8B%E6%80%A7%E4%BD%8E%E8%A1%80%E5%9C%A7

引用元:https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/04-%E5%BF%83%E8%A1%80%E7%AE%A1%E7%96%BE%E6%82%A3/%E5%BF%83%E8%A1%80%E7%AE%A1%E7%96%BE%E6%82%A3%E3%81%AE%E7%97%87%E7%8A%B6/%E8%B5%B7%E7%AB%8B%E6%80%A7%E4%BD%8E%E8%A1%80%E5%9C%A7

H3:貧血・脱水・薬などが関係する場合もある

読者:「立ちくらみがあるなら、貧血ですよね?」

筆者:「貧血が関係することはありますが、立ちくらみだけで貧血と決めることはできません」

貧血は、血液中のヘモグロビンが少なくなった状態です。月経による出血、消化管からの出血、栄養状態などが関係することがあります。息切れ、動悸、疲れやすさ、顔色の変化などを伴う場合もありますが、症状だけで原因を判断するのは難しいでしょう。

また、降圧薬や利尿薬など、一部の薬が立ちくらみに関係するケースもあると言われています。服用中の薬が気になっても、自分で急に中止してはいけません。処方した医師や薬剤師へ、立ちくらみが出る時間帯や頻度を伝えて相談してください。

いつ起きたか、どの姿勢から立ったか、食前か食後か、薬を飲んだあとか、といった情報をメモしておくと、医療機関で状況を伝えやすくなります。

H3:すぐに相談したほうがよい症状

次のような症状を伴うときは、ツボ押しだけで様子を見ず、早めに医療機関へ相談してください。

・意識を失った、または意識がもうろうとしている
・胸の痛み、胸の圧迫感、強い動悸、息苦しさがある
・突然の激しい頭痛がある
・ろれつが回らない
・顔や手足の片側にしびれ、力の入りにくさがある
・物が二重に見える
・立てないほど症状が強い
・転倒して頭を打った
・黒い便や血便、大量の出血がある
・立ちくらみを何度も繰り返している

脳や心臓の病気、出血などが隠れている場合もあると言われています。急に起きた強い症状や、いつもと明らかに違う症状では、ためらわず救急要請も検討しましょう。

引用元:https://www.neurology-jp.org/public/disease/memai_detail.html

引用元:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kyuuimuka/guide/main/06_04_10d_12a_cond_O.html

H3:何科へ行けばよいかわからないとき

立ち上がった際のふらつきや目の前が暗くなる症状を繰り返す場合は、まず内科へ相談する方法があります。血圧、貧血、脱水、薬の影響など、さまざまな可能性を確認してもらいやすいためです。

ぐるぐる回る感覚や耳鳴り、聞こえづらさを伴う場合は、耳鼻咽喉科が選択肢になります。強い頭痛、ろれつの回りにくさ、手足のしびれなどがある場合は、救急外来や脳神経内科、脳神経外科への相談が必要になることもあります。

「どこへ行けばよいかわからないから、もう少し様子を見よう」と先延ばしにする必要はありません。迷う場合は、地域の救急相談窓口や医療機関へ電話し、症状を伝えて案内を受けましょう。

まとめ:立ちくらみのツボは安全を確保してから取り入れよう

立ちくらみのセルフケアとして、内関、百会、合谷、足三里、湧泉などのツボが紹介されることがあります。いずれも、痛みを我慢するほど強く押す必要はありません。椅子や床に座り、呼吸を続けながら、心地よい範囲でやさしく刺激しましょう。

ただし、立ちくらみが起きている最中は、ツボ押しよりも転倒を防ぐことが先です。まず座る、しゃがむ、横になるなどして安全を確保してください。

立ちくらみには、姿勢を変えた際の血圧低下、脱水、貧血、薬の影響など、さまざまな原因が関係すると言われています。生活を整えても繰り返す場合や、失神、胸の痛み、息苦しさ、激しい頭痛、手足のしびれなどを伴う場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

ツボは、自分の体調を見直すきっかけとして取り入れるものです。「押しているから大丈夫」と考えず、症状の変化を丁寧に確認しながら活用してください。

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監修者情報
監修者情報

からだ接骨院グループ 代表

粟田 裕太朗あわた ゆうたろう

株式会社Rieden代表。
学生時代の陸上でのケガをきっかけに、整骨院の親身なサポートに感銘を受け治療家の道へ。痛みの解消はもちろん、「痛みの出ない身体づくり」を追求し、根本原因である姿勢に着目した独自の矯正法を考案。

24歳で開業後、14年で25店舗を展開。「日本を整する」という理念を掲げ、一人でも多くの方に健康的な幸せを届けるため、全国で事業を展開している。

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