めまいを治すツボ7選|手首・頭・耳の後ろの場所と押し方を解説
目次
めまいを治すツボ7選!手首・頭・耳の後ろのおすすめポイント
突然めまいが起きると、「少しでも早く楽になりたい」と感じますよね。そんなとき、手軽なセルフケアとして知られているのがツボ押しです。
東洋医学では、手首や頭、耳の後ろなどにあるツボが、めまいや吐き気などの不調に対して用いられてきました。ただし、ツボ押しだけでめまいの原因を取り除けるわけではありません。ここでは代表的な7つのツボを紹介します。
内関(ないかん)|手首の内側にあるツボ
内関は、手首の内側にある横ジワから、肘に向かって指3本分ほど進んだ場所にあります。2本の腱の間にあるツボで、東洋医学では吐き気や気分の悪さに対して用いられています。めまいに吐き気を伴う方がセルフケアとして取り入れる場合もありますが、原因となる病気を改善する効果が確立されているわけではありません。
外関(がいかん)|手首の甲側にあるツボ
外関は、手の甲側の手首のシワから肘に向かって指3本分ほど進んだ場所です。東洋医学では、頭や耳の不調に関連するツボとして知られています。強く押さず、反対側の親指で優しく刺激しましょう。
百会(ひゃくえ)|頭のてっぺんにあるツボ
百会は、左右の耳を結んだ線と頭の中心線が交わる頭頂部にあります。頭の重だるさや緊張が気になるときに用いられるツボです。指の腹を当て、無理のない力でゆっくり押します。
風池(ふうち)|首の後ろにあるツボ
風池は、後頭部の髪の生え際付近にある左右のくぼみです。首や肩の緊張が気になる方にも知られています。ただし、首の血管や神経への負担を避けるため、強く押したり首を無理に反らしたりしないでください。
完骨(かんこつ)|耳の後ろにあるツボ
完骨は、耳の後ろにある骨の出っ張りの後下方に位置しています。首周辺のこわばりが気になるときに用いられることがあります。指の腹で軽く触れる程度から始めるとよいでしょう。
翳風(えいふう)|耳たぶの後ろにあるツボ
翳風は、耳たぶの後ろにある小さなくぼみです。東洋医学では耳周辺の不調に用いられています。耳鳴りや聞こえにくさが急に生じた場合は、ツボ押しよりも医療機関への早めの来院を優先してください。
中渚(ちゅうしょ)|手の甲にあるツボ
中渚は、手の甲側の薬指と小指の骨の間で、指の付け根より少し手首寄りにあります。頭や耳の不調に対して用いられてきたツボです。手軽に触れられる場所ですが、押して痛みが出る場合は刺激を中止しましょう。
これらのツボは、めまいのセルフケアとして紹介されることがあります。しかし、効果には個人差があり、すべてのめまいに対応できるわけではありません。症状が続く場合は医療機関で原因を調べることが大切です。
めまいを和らげるためのツボの正しい押し方と注意点
めまいを治すツボを調べている方の中には、「どのくらいの強さで押せばいいの?」「何秒くらい押すの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
ツボ押しを行う際は、刺激の強さよりも安全性を意識することが重要です。特にめまいが起きている最中は転倒の危険があるため、無理をしないようにしてください。
ツボの位置を確認して優しく押す方法
まずは椅子に座るなど、体が安定する姿勢を取りましょう。ツボの位置を確認したら、親指や人差し指の腹を当てて優しく刺激します。
力いっぱい押す必要はありません。「少し圧を感じるけれど痛くない」と思える程度で十分です。押すことで痛みや気分の悪さが出る場合は、すぐに中止してください。
また、首の後ろや耳の周辺はデリケートな場所です。指を深く押し込んだり、急に首を動かしたりすることは避けましょう。
ツボを押す時間や回数の目安
セルフケアとして行う場合は、1か所につき3〜5秒ほど軽く押し、いったん指を離す方法があります。これを2〜3回程度繰り返すと、無理なく取り入れやすいでしょう。
ただし、この秒数や回数でめまいが改善するという医学的な基準が確立されているわけではありません。あくまで負担をかけすぎないための目安です。
呼吸を止めず、ゆっくり息を吐きながら行うこともポイントですね。長時間押し続けたり、効果を期待して何度も強く刺激したりする必要はありません。
めまいが強いときにツボ押しを避ける理由
ぐるぐると景色が回るようなめまいや、立っていられないほどのふらつきがあるときは、ツボ押しよりも安全な姿勢で安静にすることを優先しましょう。
めまいには内耳の病気だけでなく、脳や循環器の病気が関係している場合もあります。ツボを押して一時的に気分が落ち着いたとしても、原因が改善したとは限らないんです。
初めて経験する強いめまい、急に悪化した症状、吐き気が続いて水分が取れない場合などは、早めに医療機関へ相談してください。
特に激しい頭痛、手足の麻痺、ろれつが回らないといった症状を伴う場合は、救急車を呼ぶ必要があります。安全を第一に考え、ツボ押しに頼りすぎないことが大切です。
めまいが起こる原因とは?症状の種類と特徴を解説
めまいといっても、感じ方は人それぞれです。周囲がぐるぐる回る方もいれば、体がふわふわ浮くように感じる方もいます。
実は、めまいにはさまざまな原因があり、症状の現れ方によって疑われる病気も異なります。自分のめまいがどのようなタイプなのか、特徴を確認してみましょう。
ぐるぐる回る回転性めまいの特徴
回転性めまいは、自分自身や周囲の景色が回転しているように感じる症状です。耳の奥にある内耳や、体のバランスを保つ働きに関係している場合があります。
代表的な原因の一つが良性発作性頭位めまい症です。寝返りを打ったときや、頭の向きを変えたときに短時間のめまいが起こることがあります。
ただし、回転性めまいでも脳の病気が原因となる場合があるため、症状だけで自己判断しないことが大切です。
ふわふわする浮動性めまいの特徴
浮動性めまいは、地面が揺れているような感覚や、雲の上を歩いているようなふらつきが特徴です。
睡眠不足やストレスなどが影響することもありますが、内耳の障害や神経系の病気が関係している可能性もあります。
「疲れているだけかな」と思って放置せず、症状が続く場合は原因を調べてもらいましょう。
立ちくらみや血圧の変化によるめまい
座った状態から立ち上がった瞬間にクラッとする場合は、起立性低血圧などが関係していることがあります。
立ち上がった際に血圧が下がると、脳への血流が一時的に不足し、目の前が暗くなるような感覚が生じることがあるんです。
脱水や貧血、薬の影響などが関係している場合もあるため、繰り返す場合には医療機関で相談してください。
ストレスや自律神経の乱れとめまいの関係
ストレスや不安、睡眠不足などは、自律神経の働きに影響を与えることがあります。その結果、動悸やふらつきなどの不調を感じる方もいるでしょう。
ただし、めまいの原因を自律神経の乱れだけで説明することはできません。まずは耳や脳、血圧などに関係する病気がないか確認することが重要です。
原因を知ることは、適切なセルフケアを選ぶ第一歩になります。
めまいが起きたときにできるツボ押し以外の対処法
めまいを感じたときは、ツボを押すことだけに集中するのではなく、体を安全な状態に保つことが大切です。
特に突然のふらつきは、転倒やけがにつながる可能性があります。ここでは、日常生活で意識したい基本的な対処法を紹介します。
安全な場所で座って安静にする
めまいが起きたら、まずは無理に動かず、安全な場所で座るか横になりましょう。
歩き続けたり、急に立ち上がったりすると、ふらつきが強くなることがあります。階段や車道の近くなど、危険な場所にいる場合は周囲の人に助けを求めてください。
また、車の運転中にめまいを感じたときは、安全な場所に停車することが重要です。症状が落ち着いたように感じても、無理に運転を再開しないようにしましょう。
睡眠や水分補給など生活習慣を見直す
睡眠不足や脱水は、めまいや立ちくらみに関係する場合があります。そのため、規則正しい生活を意識することも大切です。
夜更かしが続いている方は睡眠時間を見直し、日中はこまめな水分補給を心がけましょう。特に暑い季節や汗をかいた後は注意が必要ですね。
ただし、心臓や腎臓などの病気で水分制限を受けている方は、医師の指示に従ってください。
食事を抜く習慣がある場合は、栄養バランスを整えることも重要です。生活習慣を見直しても症状が続く場合には、医療機関で原因を確認してもらいましょう。
首や肩の負担を軽減してリラックスする
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で、首や肩に負担がかかっていませんか?
同じ姿勢を続けていると、首や肩の筋肉が緊張し、頭の重だるさや疲労感につながることがあります。
定期的に休憩を取り、姿勢を変えたり、肩の力を抜いたりすることがおすすめです。めまいが起きていないときには、無理のない範囲で軽く体を動かすのもよいでしょう。
ただし、首や肩のこりが必ずしもめまいの原因とは限りません。強いマッサージや急激な首のストレッチは避け、気になる症状がある場合は医療機関に相談してください。
日常的なセルフケアは体の負担を軽減する助けになる場合がありますが、原因となる病気への対応とは分けて考えることが大切です。
めまいが改善しないときは?医療機関への来院目安
めまいを治すツボを試しても、症状がなかなか落ち着かないことがあります。「いつものことだから大丈夫」と考えてしまう方もいるかもしれません。
しかし、めまいの背景には専門的な検査が必要な病気が隠れている可能性があります。セルフケアを続ける前に、医療機関へ相談するべきタイミングを知っておきましょう。
繰り返すめまいや長引く症状に注意
めまいが何度も起こる場合や、ふらつきが長時間続く場合は、耳鼻咽喉科や内科などの医療機関へ来院することをおすすめします。
特に、耳鳴りや聞こえにくさを伴う場合には、内耳に関係する病気が考えられます。突然聞こえが悪くなった場合は、できるだけ早く耳鼻咽喉科に相談してください。
症状が起こった時間やきっかけ、持続時間などを記録しておくと、医師に状況を伝えやすくなります。
激しい頭痛や手足のしびれを伴う場合はすぐに救急相談
めまいに加えて、突然の激しい頭痛、片側の手足の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、物が二重に見える、意識がおかしいといった症状が現れた場合は注意が必要です。
脳卒中などの重大な病気が関係している可能性があるため、すぐに119番で救急車を呼んでください。
また、突然立てなくなったり、まっすぐ歩けなくなったりした場合も、緊急の対応が必要になることがあります。
このようなときは、ツボ押しやストレッチで様子を見ることは避けましょう。症状が一時的に改善しても、救急対応が必要な場合があります。
めまいの相談先となる医療機関と検査
めまいの原因を調べる場合は、耳鼻咽喉科や内科などが相談先になります。症状によっては、脳神経内科や脳神経外科での検査が必要になることもあります。
医療機関では、症状の経過を確認したうえで、聴力検査や平衡機能検査、必要に応じて画像検査などが行われます。
どのような検査が必要になるかは、症状や体の状態によって異なります。ツボ押しだけで原因を判断することはできないため、気になる症状があれば専門家に相談することが大切です。
めまいを改善するためには、自分に合った対処法を知ることが欠かせません。ツボ押しはあくまで補助的なセルフケアと考え、無理をせず、必要に応じて医療機関へ来院しましょう。
参考・引用元
引用元:【⭐︎参考記事】https://www.krm0730.net/blog/3138/
引用元:東海大学医学部「漢方医学の基本 めまいの緩和によく使う4つの経穴(ツボ)」
https://kampo.med.u-tokai.ac.jp/pdf/da_52.pdf
引用元:神戸大学医学部附属病院「めまい外来」
https://www.med.kobe-u.ac.jp/jibi/sen-mem.html
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