腕がずきずき痛む

腕 ズキズキ 急に痛むのはなぜ?考えられる原因・危険なサイン・対処法を解説

目次

腕がズキズキして急に痛むのはなぜ?考えられる主な原因

「特にぶつけたわけでもないのに、急に腕がズキズキしてきた」「朝起きたら腕が痛くなっていた」という経験があると、不安になりますよね。腕が急に痛む原因は一つとは限りません。腕の筋肉だけではなく、肩の関節や腱、首から伸びる神経などが関係しているケースもあると言われています。

筋肉の疲労・使いすぎによる痛み

まず考えられるのが、筋肉への負担です。「何もしていないのに急に痛くなった」と感じていても、前日に重い荷物を持っていたり、長時間パソコンやスマートフォンを使っていたりすることがあります。こうした負担が積み重なることで、時間が経ってから腕にズキズキとした痛みを感じる場合があります。

特定の動作をしたときだけ痛む場合や、筋肉を押したときに痛みを感じる場合には、筋肉や腱への負担が関係している可能性も考えられます。ただし、痛みだけで原因を判断することは難しいため、症状が強い場合は無理に動かさないことが大切です。

肩関節周囲炎・腱板炎など肩が原因の痛み

「腕が痛いから腕に問題がある」と考えがちですが、実は肩から痛みが広がっていることもあります。肩関節周囲炎や腱板周辺の炎症などでは、腕を上げたときの痛みや夜間のズキズキした痛みが現れることがあります。

また、肩周辺に石灰がたまる石灰沈着性腱板炎などでは、突然強い痛みが出るケースもあると言われています。腕を上げられないほど痛い場合は、自己判断でストレッチを続けず、整形外科などの医療機関へ来院しましょう。

頚椎症性神経根症など首・神経が原因の痛み

腕のズキズキに「しびれ」が加わっている場合は、首から伸びている神経が関係している可能性もあります。頚椎症性神経根症では、肩から腕にかけて痛みが生じたり、腕や手指にしびれが出たりすることがあると言われています。

首を反らしたときに腕の痛みが強くなる、指先までしびれる、腕に力が入りづらいといった変化があるときは、単なる筋肉疲労と決めつけないことが重要ですね。

胸郭出口症候群など神経や血管への負担

首から腕へ伸びる神経や血管が通る部分に負担がかかることで、腕の痛みやしびれ、だるさなどを感じる場合もあります。デスクワークで同じ姿勢を長く続ける人などは、首・肩周辺への負担にも目を向けてみましょう。

腕や肩以外に原因があるケース

腕がズキズキするからといって、必ず筋肉や関節だけが原因とは限りません。皮膚の違和感や発疹など別の症状がある場合や、胸の痛み、息苦しさなどを伴う場合には、異なる病気が隠れている可能性も考えられます。「腕だけだから大丈夫」と考えず、ほかの症状が出ていないか確認することが大切です。

腕のズキズキを症状別にチェック|痛み方から考えられる原因

「腕がズキズキする」と言っても、痛みの現れ方は人によってかなり違います。腕を動かしたときにだけ痛む人もいれば、何もしていないときや寝ているときに痛みが強くなる人もいます。そのため、腕が急に痛み始めたときは「どこが痛いか」だけでなく、「どんなときに痛むのか」を確認してみることが大切です。

腕を動かす・上げるとズキズキ痛む

腕を上げたときや後ろへ回したときに痛みが強くなる場合は、肩関節や腱、筋肉などに負担がかかっている可能性があります。肩周辺に問題があっても、痛みを腕の外側や上腕部分に感じることは珍しくありません。

「腕は痛いけれど肩は痛くないから、肩は関係ない」とは言い切れないんですね。特に腕を上げられる範囲が急に狭くなった場合や、日常生活に支障が出るほどの痛みがある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

何もしていないのに突然痛くなる

何もしていない状態で腕が急にズキズキすると、「どうして?」と心配になりますよね。安静にしていても痛い場合には、肩周辺の炎症、神経への刺激など複数の原因が考えられます。

まずは、いつから痛み始めたのか、直前に重い物を持っていなかったか、首や肩にも違和感がないかを振り返ってみましょう。ただし、原因が思い当たらない強い痛みが突然出た場合は、自宅だけで様子を見続けるのはおすすめできません。

夜や寝ているときにズキズキする

昼間より夜になると腕が痛い、痛みで目が覚めるという場合もあります。肩関節周辺の炎症などでは夜間に痛みを感じることがあると言われています。

寝る姿勢によって肩や腕が圧迫されているだけの場合もありますが、毎晩痛みが続く、寝返りを打つたびに強く痛むといった場合は原因を確認してもらいましょう。

腕の痛みと一緒に手や指がしびれる

ズキズキする痛みに加えて、手や指に「ビリビリする」「感覚が鈍い」といったしびれがある場合には、神経が関係している可能性があります。首から腕へ伸びる神経が圧迫・刺激される頚椎症性神経根症などでも、腕の痛みやしびれがみられることがあります。

さらに、物を落とすようになった、ペットボトルのふたを開けづらいなど、筋力の低下を感じる場合には早めに整形外科へ来院してください。

右腕・左腕だけが痛む場合に違いはある?

片側だけの腕の痛みだけで原因を判断することはできません。右腕でも左腕でも、筋肉・肩・首・神経などさまざまな原因が考えられます。

一方で、左腕を中心とした痛みに胸の圧迫感や息苦しさ、冷や汗などを伴う場合には注意が必要です。左右だけで判断せず、「腕以外にどんな症状があるか」を確認してください。

急な腕のズキズキで注意したい危険なサイン

腕が急にズキズキしても、すべてが緊急性の高い状態というわけではありません。ただ、「少し休めば大丈夫だろう」と様子を見ないほうがよいケースもあります。特に痛みだけではなく、胸部症状やしびれ、筋力低下、腕の色や温度の変化などがある場合には注意が必要です。

胸の痛み・息苦しさ・冷や汗を伴う

腕の痛みに加えて胸が締め付けられるように感じる、息苦しい、冷や汗が出る、吐き気がするといった症状がある場合には、心臓に関係する病気が隠れている可能性があります。

心筋梗塞などでは胸部の痛みや圧迫感が肩や腕などへ広がる場合があると言われています。必ず左腕に出るわけではありません。そのため、「腕がズキズキするだけだから筋肉痛だろう」と自己判断するのは避けましょう。胸部症状や呼吸の異常を伴う場合は、速やかに適切な医療機関へ連絡することが重要です。

急に腕へ力が入らない・強いしびれが出た

腕の痛みだけでなく、急に力が入らなくなった、手や指の感覚がおかしい、今まで普通に持てていた物を持てないなどの変化があるときも注意してください。

神経が圧迫されることで、痛みやしびれだけでなく筋力低下が生じるケースがあります。特に症状が急に現れた場合や時間とともに悪化している場合には、放置せず医療機関で原因を確認してもらうことが大切です。

腕が冷たい・白い・青紫色になる

左右の腕を触ったときに明らかに片方だけ冷たい、皮膚が白っぽい・青紫色になっているなどの変化がある場合には、血流に問題が起きている可能性も否定できません。

突然の強い痛みに冷感や皮膚の色の変化、しびれなどを伴う場合は、一般的な肩こりや筋肉疲労とは異なる可能性があります。こうした症状はセルフマッサージなどで様子を見るのではなく、速やかに医療機関へ相談してください。

激しい痛みや腫れが急に現れた

「さっきまでは何ともなかったのに急激に痛くなった」「腕が大きく腫れてきた」という場合も注意が必要です。転倒や衝突などがあった場合には、筋肉や腱、骨などが傷ついている可能性があります。

また、原因が思い当たらないにもかかわらず激しい痛みが出ている場合も、自宅で原因を特定することは難しいですね。痛みを我慢して腕を動かしたり、強く揉んだりするのではなく、まず医療機関で必要な検査を受けることを優先しましょう。

腕が急にズキズキするときの対処法|自宅でできるセルフケア

腕が急に痛くなったとき、「揉んだほうがいい?」「ストレッチしたほうがいい?」と迷う方も多いのではないでしょうか。大切なのは、原因がわからない段階で無理に動かさないことです。セルフケアはあくまで軽い症状の場合の選択肢として考え、強い痛みやしびれなどがあるときは医療機関への来院を優先してください。

痛みが強いときは腕を無理に動かさない

急にズキズキした痛みが出た場合は、まず痛みが強くなる動作を控えましょう。「動かしたほうが早く改善しそう」と考えて、痛みを我慢しながら腕を回す必要はありません。

特に腕を上げる、後ろへ回す、重い物を持つといった動作で痛みが増す場合には、一時的に負担を減らすことが大切です。ただし、長期間まったく動かさないことが適しているとは限らないため、痛みが続く場合は専門家に状態を確認してもらいましょう。

冷やす・温めるの判断方法

急に痛みが出て、腫れや熱っぽさがある場合には、患部を短時間冷やすことでつらさが和らぐことがあります。一方で、慢性的な筋肉のこわばりなどでは温めることで楽になるケースもあると言われています。

ただ、「腕がズキズキする=必ず冷やす」「肩がこる=必ず温める」というわけではありません。原因によって適した対応が異なります。突然の強い痛みや皮膚の色・温度の変化がある場合は、冷やすか温めるかを考えるより先に医療機関へ相談しましょう。

痛みがあるときに避けたいストレッチやマッサージ

腕の痛みを感じると、その部分を強く揉みたくなるかもしれません。しかし、急な痛みや炎症が疑われる状態で強いマッサージを行うと、かえって刺激になる可能性があります。

また、「肩甲骨を動かしたほうがいい」「首を伸ばせばいい」と自己判断して強いストレッチをすることも避けたほうがよいでしょう。腕の痛みが神経に関係している場合などは、動かし方によって症状が強くなる可能性もあります。痛みのない範囲を超えて無理に伸ばさないことがポイントです。

痛みが落ち着いてから見直したい姿勢と腕の使い方

痛みが落ち着いてきたら、普段の姿勢や腕の使い方も振り返ってみましょう。長時間のデスクワークでは、頭が前に出たり、肩をすくめた姿勢が続いたりしやすくなります。また、スマートフォンを長時間同じ手で持っていることも腕や肩への負担になる可能性があります。

30~60分を目安に姿勢を変える、同じ腕ばかり使わない、デスクや椅子の高さを調整するといった工夫も取り入れやすいですね。ただし、セルフケアを続けてもズキズキが改善しない場合には、原因を確認するため医療機関へ来院しましょう。

腕のズキズキが続くときはどこへ行く?医療機関への来院目安

「腕がズキズキするけれど、病院へ行くほどなのかな?」と迷う人も多いですよね。軽い筋肉疲労などで一時的に痛みを感じることもありますが、腕の痛みには肩・首・神経などさまざまな原因が関係します。特に原因がわからないまま痛みが続く場合には、早めに状態を確認してもらうことが大切です。

痛みが続く・繰り返す場合は整形外科を検討する

腕を急に痛めた覚えがないのにズキズキが続いている、いったん楽になっても何度も痛みを繰り返すといった場合には、整形外科への来院を検討しましょう。

肩関節や筋肉、腱、頚椎などに問題がないかを確認し、必要に応じて画像検査などが行われます。「まだ動かせるから大丈夫」と我慢するより、原因を確認しておくことで適切な対応を選びやすくなります。

しびれや筋力低下を伴う場合

腕のズキズキだけでなく、手までしびれる、感覚が鈍い、腕や指に力を入れづらいといった症状がある場合には、首や神経が関係している可能性も考えられます。

日本整形外科学会でも、頚椎症性神経根症では肩から腕の痛みや腕・手指のしびれが生じ、筋力低下や感覚障害を伴う場合があるとされています。そのため、「しびれるけれど肩こりだろう」と決めつけず、症状が続く場合は医療機関へ来院してください。

整形外科ではどのような検査が行われる?

医療機関では、まず「いつから痛いのか」「何をすると痛いのか」「しびれがあるか」などを確認します。そのうえで腕や肩、首の動きなどを確認し、必要に応じてレントゲンやMRIなどの画像検査が検討されることがあります。

痛む場所だけを見るのではなく、首・肩・神経なども含めて原因を探していくことが重要なんですね。来院するときは、痛みが始まった時間や痛みが強くなる動きなどを伝えられるようにしておくと、状態を確認する際の参考になります。

整骨院へ相談できるケース

医療機関で緊急性の高い病気や骨・神経などの問題がないことを確認したうえで、筋肉や姿勢、関節周辺への負担が考えられる場合には、整骨院を相談先の一つとして検討する方法もあります。

整骨院では、姿勢や動作、筋肉の状態などを確認しながら施術を行う場合があります。ただし、突然の強い痛み、原因不明のしびれや筋力低下、胸の痛みや息苦しさなどがある場合には、整骨院だけで判断せず医療機関への来院を優先してください。

腕の痛みを繰り返さないために意識したいこと

腕の痛みが落ち着いたあとも、長時間同じ姿勢を続けないことや、首・肩・腕に負担が集中しない環境づくりを意識してみましょう。仕事中にこまめに姿勢を変える、パソコン画面の高さを調整する、重い荷物を片側だけで持ち続けないといった小さな工夫でも負担軽減が期待できます。

「腕 ズキズキ 急に」と検索したくなるほど突然痛みが出ると、誰でも不安になるものです。筋肉や肩周辺への一時的な負担の場合もありますが、首の神経や血流、心臓など腕以外の問題が関係する可能性もあります。痛みが強い、しびれや筋力低下がある、胸の痛み・息苦しさ・冷や汗を伴うなど気になる症状がある場合は、我慢せず適切な医療機関へ相談してください。

引用元:【⭐︎参考記事】https://sakaguchi-seikotsuin.com/te-ude/%E8%85%95%E3%81%AE%E7%97%9B%E3%81%BF/%E8%85%95%E3%81%8C%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%81%97%E3%81%A6%E6%80%A5%E3%81%AB%E7%97%9B%E3%82%80%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%AF%EF%BC%9F%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%97%85

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監修者情報
監修者情報

からだ接骨院グループ 代表

粟田 裕太朗あわた ゆうたろう

株式会社Rieden代表。
学生時代の陸上でのケガをきっかけに、整骨院の親身なサポートに感銘を受け治療家の道へ。痛みの解消はもちろん、「痛みの出ない身体づくり」を追求し、根本原因である姿勢に着目した独自の矯正法を考案。

24歳で開業後、14年で25店舗を展開。「日本を整する」という理念を掲げ、一人でも多くの方に健康的な幸せを届けるため、全国で事業を展開している。

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