前腕 痛み 内側|押す・握る・ひねると痛む原因と対処法を解説
「荷物を持ち上げた瞬間、前腕の内側がズキッとした」
「ドアノブを回すと、肘から手首にかけて痛みが走る」
「パソコン作業を続けていると、腕が重だるくなってくる」
このような前腕の内側の痛みに悩んでいませんか。
前腕とは、肘から手首までの部分を指します。ひとことで「前腕 痛み 内側」といっても、痛む場所が肘に近いのか、前腕の中央なのか、手首に近いのかによって、考えられる原因は変わることがあります。また、握る・ひねる・手首を曲げるといった動作で痛む場合と、何もしていないときにも痛む場合では、確認したいポイントも同じではありません。
「使いすぎただけだろう」と思って、そのまま運動や作業を続けてしまう方もいるでしょう。しかし、筋肉や腱への負担だけでなく、神経が関係しているケースもあると言われています。とくに、しびれや握力の低下を伴うときは注意が必要です。
この記事では、前腕の内側が痛むときに考えられる原因、症状の見分け方、自宅でできる対処法、整形外科へ来院する目安を順番に解説します。セルフチェックだけで原因を決めつけず、今の状態を整理するための参考として読み進めてください。
目次
前腕の内側が痛いときに確認したい症状
前腕の「内側」とはどの部分?
前腕は、上腕と手の間にある肘から手首までの部分です。手のひらを上に向けたときに見える側を、一般的に前腕の内側や手のひら側と表現することがあります。
ここで確認したいのが、「どこを押すと一番痛いのか」という点です。
たとえば、肘の内側にある骨の出っ張り付近が痛む場合は、前腕の筋肉につながる腱へ負担がかかっている可能性が考えられます。一方、前腕の中央に重だるさがある場合は、筋肉の使いすぎや神経への刺激なども候補になります。手首に近い場所が痛むなら、手首周辺の腱や関節から痛みが広がっていることもあるようです。
ただし、痛む場所だけで原因を特定することはできません。「肘寄りだから必ずゴルフ肘」「手首寄りだから手首だけが問題」とは限らないため、動作やしびれの有無も一緒に確認しましょう。
押す・握る・ひねると痛む場合
前腕の内側に痛みがある方からは、次のような声が聞かれます。
「ペットボトルのふたを開けると痛い」
「タオルを絞る動作がつらい」
「買い物袋を持ち上げると肘の内側に響く」
「フライパンを片手で持つと腕に力が入らない」
「マウス操作やスマートフォンの使用後に痛む」
これらに共通しているのは、手首や指を曲げる、物を握る、前腕をひねるといった動きです。手首や指を動かす筋肉の多くは、肘の内側付近から始まり、前腕を通って手につながっています。そのため、手元の動作を繰り返しているだけでも、肘の内側や前腕に負担が集まることがあると言われています。
「腕をぶつけた覚えはないのに、どうして痛むの?」と思う方もいるかもしれません。
はっきりしたケガがなくても、仕事、家事、スポーツ、筋トレなどで同じ動作を重ねることで、少しずつ症状が出るケースはあります。
ズキズキ・重だるい・ピリピリする痛みの違い
痛みの表現も、状態を整理する手がかりになります。
動かした瞬間にズキッとするのか、使ったあとに重だるくなるのか、何もしていなくてもズキズキするのか。あるいは、ピリピリ、ジンジンとしたしびれに近い感覚があるのかを振り返ってみてください。
筋肉や腱への負担では、握る・持ち上げる・手首を曲げるなど、特定の動作で痛みが出ることがあると言われています。一方、神経が刺激されている場合には、痛みに加えて指のしびれ、感覚の鈍さ、細かい作業のしづらさ、握力の低下などを伴う可能性があります。
また、安静にしていても強く痛む、夜間に目が覚めるほど痛い、腫れや熱感があるといった場合は、単純な疲労と決めつけないことが大切です。
前腕の内側が痛む主な原因
上腕骨内側上顆炎、いわゆるゴルフ肘
前腕の内側が痛む原因のひとつとして、上腕骨内側上顆炎が挙げられます。一般には「ゴルフ肘」と呼ばれていますが、ゴルフをする人だけに起こるものではありません。
肘の内側には、手首や指を曲げたり、前腕を内側へひねったりする筋肉の腱が付いています。同じ動作を繰り返すことで、その付着部に負担が集中し、肘の内側から前腕にかけて痛みが出ることがあると言われています。
「ゴルフなんて一度もしたことがないのですが、それでもゴルフ肘になるのですか?」
はい、その可能性はあります。ラケット競技、野球、筋トレだけでなく、建築作業、工具の使用、重い物を扱う仕事、家事などでも生じることがあるとされています。
症状としては、肘の内側を押したときの痛み、物を握ったときの痛み、手首を曲げたときの違和感、握力の低下などが挙げられます。痛みが前腕や手首側へ広がるケースもあるようです。
前腕屈筋群や円回内筋の使いすぎ
前腕の内側には、指や手首を曲げる前腕屈筋群や、手のひらを下へ向ける動作に関係する円回内筋があります。これらの筋肉は、日常生活のなかで想像以上に使われています。
パソコンで長時間入力する、スマートフォンを同じ姿勢で持つ、包丁を使う、重い鍋を持つ、ドライバーを回す、ダンベルを握る。このような動作が続くと、筋肉が張ったり、押したときに痛みが出たりする場合があります。
とくに、手首を曲げたまま強く握る癖がある方は、前腕の内側へ負担が集まりやすいと言われています。作業中は気にならなくても、終わったあとに重だるさが残ることもあるでしょう。
ただし、「筋肉が張っているから、強く揉めばよい」とは限りません。痛みが強い時期に患部を繰り返し押したり、無理に伸ばしたりすると、かえって痛みが増す可能性があります。
円回内筋症候群
前腕の内側の痛みに、親指・人差し指・中指付近のしびれが加わる場合は、正中神経が関係している可能性も考えられます。
正中神経は、手や指の感覚、手首や指の動きに関係する神経です。引用元:前腕 痛み 内側|考えられる原因と対処法を専門家が徹底解説では、正中神経の障害を引き起こす原因のひとつとして、回内筋症候群が挙げられています。前腕の筋肉付近で神経が圧迫されることで、前腕のだるさや痛み、手指の違和感が現れることがあると言われています。
ただし、親指・人差し指・中指のしびれは、手首で正中神経が圧迫される手根管症候群でもみられます。前腕にも痛みがあるか、明け方にしびれが強いか、手首の姿勢で変化するかなどを確認する必要がありますが、自己判断だけで両者を区別するのは簡単ではありません。
肘部管症候群
前腕の内側が痛み、小指や薬指の一部にしびれを感じるときは、肘部管症候群が関係している可能性もあります。
肘の内側には尺骨神経という神経が通っています。肘部管症候群は、この尺骨神経が肘の周辺で圧迫されたり、引っ張られたりすることで起こる神経の障害と言われています。
初期には小指と薬指の一部にしびれを感じ、進行すると手の筋肉がやせたり、細かい動作がしづらくなったりするケースもあるとされています。
「デスクワーク中、いつも肘を机についています」
このような姿勢がすぐに肘部管症候群へつながるとは言い切れません。ただ、肘を曲げた状態が長く続く、肘の内側を硬い場所に当て続けるといった習慣があるなら、一度姿勢を見直してみる価値はあります。
外傷・骨・関節・首から広がる痛み
前腕の内側の痛みは、筋肉や腱の使いすぎだけで起こるとは限りません。
転倒して手をついた、腕をぶつけた、重い物を持った瞬間に強い痛みが出たという場合は、筋肉や腱の損傷、骨折、関節の問題なども考慮する必要があります。
また、首から腕へ向かう神経が刺激されることで、前腕に痛みやしびれが広がる場合もあります。首を動かすと腕の症状が変化する、肩や上腕にも痛みがある、左右で感覚が違うといったときは、前腕だけを揉み続けるのではなく、医療機関で状態を確認することが大切です。
痛む場所・動作・しびれから原因を見分ける目安
肘の内側を押すと痛い場合
肘の内側にある骨の出っ張り付近を軽く押したときに痛みがあり、物を握る、持ち上げる、手首を曲げる動作でも痛む場合は、上腕骨内側上顆炎にみられる特徴と重なることがあります。
ただし、自分で何度も強く押して痛みを確かめる必要はありません。押すほど刺激が加わるため、確認するなら一度だけ、軽い力にとどめましょう。
さらに、「どの動作で痛むか」をメモしておくと、来院時の説明に役立ちます。
たとえば、「コップを持つだけなら平気」「フライパンを持つと痛む」「手のひらを上にすると楽」といった具体的な情報があると、状態を整理しやすくなります。
前腕の中央が重だるく、ひねると痛い場合
前腕の中央付近に重だるさがあり、ドアノブを回す、工具を使う、手のひらを上下に返す動作で痛みが出る場合は、円回内筋を含む筋肉への負担が考えられます。
「朝は平気なのに、夕方になると腕が張ってくる」という場合、日中の作業量や姿勢が影響しているかもしれません。
マウスの位置が遠すぎないか、手首を曲げたまま入力していないか、片手だけで荷物を持っていないかを確認してみましょう。
一方で、重だるさに加えて親指側のしびれや細かい作業のしづらさがある場合は、筋肉疲労だけではなく神経の影響も考慮したほうがよいでしょう。
親指・人差し指・中指がしびれる場合
親指、人差し指、中指を中心にしびれがある場合は、正中神経の走行に沿った症状と重なることがあります。
ただし、正中神経は前腕から手首を通って手へ向かうため、神経への負担が生じている場所によって症状の現れ方が異なると言われています。前腕の痛みが強い場合もあれば、手のしびれが中心になる場合もあるでしょう。
「しびれているけれど、放っておけば改善するかな」と迷う方もいるかもしれません。
しびれが繰り返す、範囲が広がる、物をつまみにくい、親指に力が入りにくいといった変化があるなら、早めに整形外科へ来院してください。
小指・薬指がしびれる場合
小指と薬指の一部にしびれがある場合は、尺骨神経の症状と重なることがあります。肘部管症候群では、初期に小指と薬指の一部へしびれを感じると言われています。
肘を曲げたままスマートフォンを見る、横向きで肘を深く曲げて眠る、机に肘をつき続けるなど、肘周辺へ負担がかかる姿勢で症状が変わるかを確認してみてください。
とはいえ、肘の内側を自分で強くたたいて、しびれを再現させるのはおすすめできません。神経を刺激する行為になるため、医療機関で必要な確認を受けたほうが安全です。
セルフチェックだけで原因を決めつけない
ここまで痛む場所やしびれる指による目安を紹介しましたが、セルフチェックはあくまで状態を整理するためのものです。
「この動作で痛いから、原因は絶対にこれだ」「検索した症状と似ているから、来院しなくても大丈夫」。このように決めつけるのは避けましょう。筋肉、腱、神経、関節など複数の要素が重なっていることもありますし、前腕以外の場所が影響している可能性もあります。
痛みの場所、始まった時期、きっかけ、悪化する動作、しびれの有無をメモしておくと、専門家へ相談するときに伝えやすくなります。
前腕内側の痛みに自宅でできる対処法
痛みを引き起こす動作を一時的に減らす
まず意識したいのは、痛みが出る動作を繰り返さないことです。
「仕事だから、完全には休めません」という方も多いでしょう。その場合は、すべての動作をやめるのではなく、負担を小さくする工夫から始めてください。
たとえば、重い荷物を両手で持つ、片手作業を交代する、工具の握り込みを弱くする、マウスを体の近くへ移動する、筋トレの重量や回数を落とすといった方法があります。
痛みを我慢しながら同じ負荷をかけ続けると、症状が悪化することがあると言われています。
一方、痛みが軽いからといって腕をまったく動かさない状態を長く続ける必要があるとは限りません。どの程度動かしてよいかは状態によって異なるため、強い痛みがあるときや判断に迷うときは専門家へ相談しましょう。
急に痛みが出たときは冷やしてもよい?
運動や作業のあとに急に痛みが出た、腫れぼったい、熱を持っているように感じる場合は、タオルで包んだ保冷剤などを短時間当てる方法が用いられることがあります。
引用元:前腕 痛み 内側|考えられる原因と対処法を専門家が徹底解説では、ゴルフ肘に対して保冷剤を薄いタオルで包み、1回15~20分程度冷やす方法が紹介されています。ただし、症状や皮膚の状態によって適した方法は異なるため、無理に行う必要はありません。
冷たさで感覚がなくなるまで続ける、保冷剤を直接皮膚へ当てる、長時間何度も繰り返すといった使い方は避けましょう。
冷却を行っても痛みが強いまま、腫れが増える、肘を動かせないといった場合は、自宅で様子を見続けず医療機関へ来院してください。
強い痛みやしびれがなければ、やさしく伸ばす
前腕の内側に軽い張りを感じる程度で、強い痛みやしびれがない場合は、前腕屈筋群をやさしく伸ばす方法があります。
1.痛みのある側の腕を前へ伸ばす
2.肘を無理のない範囲で伸ばす
3.手のひらを上へ向ける
4.反対の手で指先を持ち、手首をゆっくり反らす
5.前腕の内側に軽い伸びを感じる位置で止める
大切なのは、「痛いほど効く」と考えないことです。鋭い痛みが出る、しびれが増える、終わったあとにズキズキするといった場合は中止してください。
また、痛みが強い時期に筋力トレーニングを自己流で始めるのは避けたほうがよいでしょう。運動は、痛みの変化を見ながら段階的に行うことがすすめられています。
サポーターやテーピングを使う際の注意点
前腕用のバンドやサポーターは、作業中の負担を軽くする目的で使われることがあります。医療機関でも、前腕の腱にかかる負担を減らす方法のひとつとして、専用のバンドや装具が案内される場合があります。
ただし、装着する位置や締める強さが合っていないと、十分な効果を感じにくいだけでなく、しびれや圧迫感が出る可能性もあります。
装着後に指が冷たくなる、皮膚の色が変わる、しびれが強くなる場合は、すぐに外してください。また、サポーターで痛みをごまかしながら、同じ動作を続ける使い方はおすすめできません。
テーピングも同様です。皮膚がかぶれやすい方や、巻き方がわからない方は、無理に自己流で行わず専門家へ相談しましょう。
前腕の痛みを悪化させる可能性がある行動
前腕の内側が痛むと、「固まっているから強くほぐしたい」と感じるかもしれません。しかし、次のような行動は控えたほうがよいでしょう。
- 痛みを我慢して筋トレやスポーツを続ける
- 痛む部分を指や器具で強く押し続ける
- 反動をつけてストレッチする
- しびれがある状態で腕を強く伸ばす
- サポーターをきつく締めたまま長時間使う
- 痛み止めだけでごまかし、負担の原因を変えない
「少しくらいなら大丈夫」と無理を重ねるより、痛みが出た動作を特定し、負荷を調整するほうが再発予防にもつながると考えられます。
前腕の内側の痛みで医療機関へ来院する目安と予防法
早めの来院を考えたい症状
前腕の内側の痛みが軽く、負担を減らすと落ち着く場合は、数日ほど変化を見ることもあります。ただし、次のような状態では早めに整形外科へ来院しましょう。
- 痛みが続いている、または徐々に強くなっている
- 仕事、家事、着替えなどに支障が出ている
- 小指側や親指側にしびれがある
- 物を落とす、握りにくい、指が動かしづらい
- 安静時や夜間にも痛む
- 肘や手首の動かせる範囲が狭くなっている
- 転倒や打撲のあとから痛みが続いている
とくに、しびれや筋力の低下は神経が関係している可能性があります。肘部管症候群や正中神経の障害では、しびれだけでなく、手指の細かい動作や筋力に影響が出る場合もあると言われています。
様子を見続けるのではなく、変化が小さいうちに相談することが大切です。
すぐに医療機関へ相談したい症状
次のような場合は、早めの医療対応が必要になる可能性があります。
- 腕や肘が急に大きく腫れた
- 赤みや強い熱感があり、発熱も伴う
- 肘や指をほとんど動かせない
- 転倒や衝突後に、明らかな変形がある
- 見た目のケガに比べて痛みが非常に強い
- 手が冷たい、青白い、感覚が極端に鈍い
肘が腫れて熱を持ち、発熱を伴う場合や、肘を曲げられない、変形している、骨折が疑われる場合には、すぐに医療機関へ相談する必要があると言われています。
また、見た目のケガに対して痛みが非常に強く、腕が張って硬く感じる場合は、緊急性の高い状態が隠れている可能性もあります。
「朝まで待てば落ち着くかも」と自己判断せず、速やかに医療機関へ相談してください。
何科へ来院すればよい?
前腕の内側が痛むときは、まず整形外科が基本です。
整形外科では、症状が始まった経緯や痛む動作を確認し、患部を押したり、肘・手首・指を動かしたりして状態を調べます。必要に応じて、レントゲン、超音波、MRI、筋電図などが検討されることもあります。
レントゲンは骨折や関節の変化などを確認する目的で使われ、超音波やMRIは腱や周囲の組織を詳しく見る際に用いられると言われています。しびれや筋力低下がある場合は、神経の働きを調べる検査が行われることもあるでしょう。
接骨院では、筋肉や関節の状態を確認し、負担を減らすための施術や日常生活の助言を受けられる場合があります。ただし、強い痛み、外傷、しびれ、筋力低下がある場合や、画像による確認が必要と考えられる場合は、先に整形外科へ来院することが大切です。
前腕内側の痛みを繰り返さないための予防法
痛みが落ち着いたあと、急に以前と同じ作業量へ戻すと、再び負担が集中する可能性があります。少しずつ腕を使う時間や運動の強さを戻しましょう。
予防のためには、次のような見直しが役立つと言われています。
- 運動や作業の前に手首と肘を軽く動かす
- 強く握りすぎず、道具の持ち方を調整する
- マウスやキーボードを体の近くに置く
- 片腕だけで荷物を持ち続けない
- 筋トレでは手首を反らせたり曲げたりしすぎない
- 作業の合間に短い休憩を入れる
- 痛みがある日は負荷を下げる
医療機関でも、前腕の筋肉を段階的に強化すること、運動前に準備運動を行うこと、道具やフォームを見直すことなどが予防策として紹介されています。
「痛みがなくなったから、もう何をしても大丈夫」というわけではありません。痛みが出た原因となる動作や姿勢を見直すことが、再発を防ぐうえで重要です。
前腕の内側の痛みに関するよくある質問
Q.ゴルフをしていなくてもゴルフ肘になりますか?
A.ゴルフ肘は通称であり、ゴルフをする方だけに起こるものではありません。手首や指を曲げる、物を強く握る、前腕をひねる動作を繰り返す仕事や家事、スポーツでも生じる可能性があると言われています。
Q.前腕の内側が痛いときは、冷やすのと温めるのとどちらがよいですか?
A.急に痛みが出て腫れや熱感がある場合は、短時間の冷却が用いられることがあります。一方、慢性的な張りに対して温めることが合う場合もありますが、痛みの原因や時期によって異なります。判断に迷うときは、自己流で続けず専門家へ相談してください。
Q.マッサージをしても大丈夫ですか?
A.軽く触れる程度で楽になる方もいますが、強い痛みがある場所を繰り返し揉むことはおすすめできません。神経症状や腱への負担が関係しているケースもあるため、しびれや鋭い痛みがある場合は控えましょう。
Q.痛みがある状態で筋トレを続けてもよいですか?
A.痛みを再現する種目をそのまま続けると、症状が悪化する可能性があります。重量を下げる、種目を変更する、いったん休むなどの調整が必要です。再開する際も、痛みのない範囲から段階的に戻すことがすすめられています。
Q.前腕の内側の痛みは自然に改善しますか?
A.軽い使いすぎであれば、負担を減らすことで落ち着く場合もあります。ただし、原因や程度によって経過は異なります。しびれ、握力低下、夜間の痛み、長引く症状がある場合は、自然な改善だけを待たず医療機関へ来院しましょう。
前腕の内側の痛みは、筋肉や腱の使いすぎだけでなく、神経、関節、外傷などが関係している場合があります。まずは痛む場所、痛みが出る動作、しびれる指を確認し、負担となる動作を減らしてください。
自宅での対処を続けても変化がない、痛みが強くなっている、指にしびれや力の入りにくさがある場合は、早めに整形外科で状態を確認することが大切です。