あざと内出血

あざと内出血の違いは?見分け方や色の変化、正しい対処法を解説

「気づいたら腕に青いあざができていた」

「ぶつけた後に内出血したけれど、あざとは何が違うの?」

このように、あざと内出血の違いがよくわからず、不安になった経験はありませんか。日常会話では、皮膚が青紫色になった状態を「あざ」「青あざ」「内出血」など、さまざまな言葉で表現します。

どれも似た場面で使われるため、同じ意味だと思われがちです。実際、ぶつけた後にできる青あざは、皮膚の下で起きた内出血が外から見えている状態です。ただし、厳密には「あざ」と「内出血」は、指しているものが少し異なります。

多くのあざは時間とともに薄くなりますが、なかには骨や筋肉の損傷を伴っていたり、血液や血管の異常が関係していたりするものもあります。特に、ぶつけた覚えがないのに何度もできる場合や、急速に広がる場合は注意が必要です。

この記事では、あざと内出血の違いをはじめ、色が変化する理由、できた直後の対処法、病院を受診した方がよい症状についてわかりやすく解説します。

目次

あざと内出血の違いとは?

まずは、あざと内出血という言葉がそれぞれ何を表しているのか確認していきましょう。

結論からいうと、内出血は「体の内側で出血している状態」、あざは「皮膚に現れた色や見た目」を表す言葉です。ぶつけた後にできる青あざについては、内出血が原因となって皮膚の色が変化しているため、両者は深く関係しています。

あざは皮膚に現れる色や見た目を表す言葉

一般的に「あざ」というと、腕や脚をぶつけた後にできる青紫色の変色を思い浮かべる方が多いでしょう。

ただし、あざという言葉は、必ずしも打撲によるものだけを指すわけではありません。生まれつき見られるものや、成長とともに目立ってくるもの、皮膚の色素や血管の状態によって現れるものも、広い意味ではあざに含まれます。

つまり、あざとは特定の病名ではなく、皮膚の一部が周囲とは異なる色に見えている状態を日常的に表した言葉です。

たとえば、ぶつけた後の青あざは時間とともに色が変化し、最終的には目立たなくなることが一般的です。一方、生まれつきのあざや色素によるあざは、時間が経っても同じ場所に残る場合があります。

日本皮膚科学会では、一般に「あざ」と呼ばれるもののなかに、色素細胞や血管などに由来するさまざまな皮膚症状が含まれることを解説しています。

内出血は血管から血液が漏れ出している状態

内出血とは、皮膚や粘膜が切れて外に血液が出るのではなく、体の内側で血管が傷つき、血液が血管の外へ漏れ出した状態です。

腕や脚を机の角にぶつけた場面を想像してみてください。皮膚の表面には傷がなくても、皮膚の下にある細い血管が衝撃で傷つくことがあります。そこから漏れた血液が皮下組織に広がると、皮膚が赤色や青紫色に見えるようになります。

この皮膚の変色が、一般的に「青あざ」と呼ばれているものです。

内出血は皮膚のすぐ下だけでなく、筋肉や関節、臓器など、体のさまざまな場所で起こる可能性があります。そのため、外からあざが見えていないからといって、必ずしも内出血が起きていないとは限りません。

打撲後の青あざは内出血が皮膚から見えているもの

「それなら、あざと内出血は同じなのでは?」と感じるかもしれません。

確かに、打撲によってできる青あざに限れば、日常会話ではほぼ同じ意味で使われています。ただ、言葉の意味を整理すると、内出血は体の中で起きている現象であり、青あざはその結果として皮膚に現れた見た目です。

流れとしては、次のようになります。

体をぶつける

皮膚の下にある血管が傷つく

血液が血管の外へ漏れる

皮膚が青紫色に見える

つまり、「内出血が起きたため、青あざができた」と表現するとわかりやすいでしょう。

あざ・内出血・皮下出血・血腫の違い

あざと似た言葉に「皮下出血」や「血腫」があります。

皮下出血は、皮膚の下にある血管から血液が漏れ出している状態です。打撲による青あざの多くは、この皮下出血によって生じます。

一方、血腫は漏れ出した血液が一か所にたまり、ある程度まとまった状態です。皮膚が膨らんで見えたり、触るとしこりのように感じたりする場合があります。

整理すると、次のように考えられます。

  • あざ:皮膚に現れた色や見た目を表す言葉
  • 内出血:体の内側で血液が血管から漏れている状態
  • 皮下出血:皮膚の下で起きた内出血
  • 血腫:漏れた血液が一か所にたまった状態

すべてが完全に別のものというわけではなく、内出血が起きた場所や、血液のたまり方によって呼び方が変わります。

あざや内出血ができる原因と種類

あざや内出血ができる原因として最も身近なのは打撲ですが、それ以外にも注射、加齢、薬の影響、血液や血管に関係する病気などが考えられます。

原因によって対処方法が異なるため、いつ、どのような状況でできたのかを振り返ることが大切です。

打撲や転倒によってできる青あざ

家具の角に脚をぶつけたり、階段で転んだりした後にできる青あざは、衝撃によって毛細血管などが傷ついたことが原因です。

打撲した直後は、まだ皮膚の色が変わっていないこともあります。数時間後や翌日になってから青紫色が目立ち、「いつの間にこんなあざができたのだろう」と気づくケースも珍しくありません。

軽い打撲であれば、安静にして経過を見ることで少しずつ落ち着いていきます。ただし、強くぶつけた場合には、筋肉や靱帯、腱、骨などを一緒に傷めている可能性があります。

あざの大きさだけで重症度を判断するのではなく、痛みや腫れ、動かしづらさなども確認しましょう。

採血や注射の後にできる内出血

採血や注射を受けた後、針を刺した周辺が青紫色になることがあります。

これは、針が血管を通過した際に少量の血液が皮膚の下へ漏れたり、採血後の圧迫が十分でなかったりすることで起こります。血管が細い方や、血管が見つかりにくい方などでは、内出血が目立つ場合もあります。

多くは時間とともに薄くなりますが、採血した場所が大きく腫れている、強い痛みやしびれがある、内出血の範囲が広がり続けているといった場合は、採血を受けた医療機関へ相談しましょう。

血液がたまって膨らむ血腫

内出血した血液が組織の中でまとまると、血腫と呼ばれる状態になることがあります。

表面が青紫色になるだけでなく、患部が膨らんだり、硬いしこりのように感じたりすることが特徴です。強い打撲によって筋肉内に血腫ができると、痛みや圧迫感が続く場合もあります。

また、指を挟んだ後に爪の下が黒くなる爪下血腫も、血腫の一種です。痛みが強いときや、爪の広い範囲が黒くなっている場合には、医療機関で処置が必要になることがあります。自分で針を刺して血液を抜こうとするのは避けてください。

生まれつきや色素によってできるあざ

あざには、打撲や内出血とは関係のないものもあります。

生まれたときからある青色、赤色、茶色などのあざや、成長とともに現れるあざは、皮膚の色素細胞や血管の状態が関係している可能性があります。こうしたあざは、通常の内出血のように数日ごとに色が変わるとは限りません。

以前から同じ場所にあるあざであれば、すぐに心配する必要がないケースも多いでしょう。ただし、急に大きくなった、形がいびつになった、盛り上がってきた、出血するようになったなどの変化がある場合は、皮膚科で確認してもらうことをおすすめします。

ぶつけていないのにできる紫斑や点状出血

外傷の心当たりがないのに赤色や紫色の斑点が現れた場合は、紫斑や点状出血の可能性があります。

紫斑は、皮膚の中で出血が起きているため、指で押しても色が消えにくいことが特徴です。小さな点のように見えるものは点状出血、少し広いものは斑状出血などと呼ばれます。

紫斑の原因は一つではありません。加齢によって皮膚や血管が弱くなった場合や、血管の炎症、血小板や血液凝固の異常、薬の影響などでも現れることがあります。日本皮膚科学会も、紫斑には血管炎によるものや、それ以外のさまざまな原因があると説明しています。

一つだけできて自然に薄くなるのであれば、経過を見られることもあります。しかし、ぶつけた覚えがないあざが繰り返しできる場合や、小さな赤紫色の点が急に増えた場合は、自己判断せず医療機関へ相談しましょう。

内出血によるあざの色はどのように変化する?

打撲によるあざは、ずっと同じ色のままではありません。

「青紫色だったのに黄色くなった。悪化しているのでは?」

このように驚く方もいますが、色の変化は、皮膚の下へ漏れた血液が少しずつ分解され、体内へ吸収されていく過程で起こることがあります。

ただし、あざの深さや大きさ、部位、肌の色などによって見え方は異なります。必ず同じ順番で色が変わるわけではありません。

赤色や赤紫色は内出血が起きた直後に見られやすい

血管から漏れたばかりの血液は赤色に近いため、内出血の直後は赤色や赤紫色に見えることがあります。

ただし、皮膚の深い部分で出血している場合は、すぐには色が目立たないこともあります。ぶつけた当日は変化がなく、翌日になって青紫色が広がってくるケースもあります。

そのため、直後にあざが見えないからといって、何も起きていないとは限りません。強くぶつけた場合は、色だけでなく痛みや腫れの変化も確認してください。

青色や青紫色は皮膚の下に血液が広がっている段階

時間が経つと、あざは青色や青紫色に見えることがあります。一般的に「青あざ」と呼ばれるのは、この段階です。

実際の血液が青色に変わったわけではありません。皮膚の厚さや光の反射などの影響によって、皮膚の下にある血液が青紫色に見えています。

あざの範囲が少し広がって見える場合もありますが、重力によって血液が周囲へ移動している可能性もあります。たとえば、すねを打った後に、数日して足首付近まで色が下がって見えることがあります。

ただし、短時間で急速に拡大する場合や、痛みや腫れが強くなっている場合は注意が必要です。

緑色や黄色になるのは回復途中のことが多い

青紫色だったあざが、緑色や黄色、薄い茶色へ変化することがあります。

これは、皮膚の下に漏れた血液中の成分が分解され、少しずつ吸収されている過程で起こる色の変化です。そのため、痛みや腫れが落ち着いており、あざの色が薄くなっているのであれば、回復に向かっている可能性があります。

ただし、「黄色になったら必ず治りかけ」と色だけで断定することはできません。体調が悪い、皮膚や白目まで黄色く見える、広い範囲に変色があるといった場合は、単純な打撲とは別の原因も考える必要があります。

あざが消えるまでにかかる期間

軽い打撲によるあざであれば、多くは数日から数週間ほどで徐々に薄くなります。

ただし、回復にかかる期間には個人差があります。大きな内出血、深い部分の出血、血流が滞りやすい部位、高齢者のあざなどは、長く残る場合があります。

「何日経ったか」だけではなく、次のような変化を見ておくことが大切です。

  • あざの色が徐々に薄くなっている
  • 痛みや腫れが軽くなっている
  • 患部を動かしやすくなっている
  • あざの範囲が広がっていない

反対に、2週間以上経過してもほとんど変化がない、むしろ大きくなっている、硬いしこりが残っている場合は、整形外科や皮膚科などへ相談しましょう。

色が変わらないあざは内出血ではない可能性がある

数週間から数か月経っても同じ色のまま残っているあざは、打撲による内出血ではない可能性があります。

特に、生まれつきあるものや、いつからあるかわからないほど長く続いているものは、色素や血管に由来するあざかもしれません。

スマートフォンで定期的に撮影しておくと、大きさや形、色の変化を確認しやすくなります。ただし、写真だけで良性かどうかを判断することはできません。変化が気になる場合は、皮膚科で診てもらいましょう。

あざや内出血ができたときの正しい対処法

軽い打撲によるあざであれば、自宅での対処によって痛みや腫れを抑えられることがあります。

大切なのは、早く消したいからといって、できた直後から強く揉んだり温めたりしないことです。

ぶつけた直後は患部を安静にする

ぶつけた直後は、まず患部を無理に動かさず、楽な姿勢で休ませましょう。

スポーツ中に負傷した場合は、「まだ動けるから大丈夫」と続けず、一度運動を中止してください。動かし続けることで出血や腫れが強くなる可能性があります。

手や脚の打撲であれば、可能な範囲で患部を心臓より高い位置に保つ方法もあります。ただし、強い痛みがあるときや、骨折が疑われるときは、無理に姿勢を変えないようにしてください。

受傷直後はタオル越しに冷やす

打撲直後に腫れや熱感がある場合は、氷のうや保冷剤などをタオルで包み、患部を冷やします。

冷却は、痛みや腫れを抑えるために行います。氷や保冷剤を直接皮膚へ当てると、冷やしすぎによる皮膚障害を起こすおそれがあるため避けましょう。

冷やしている途中で皮膚の感覚がなくなる、白っぽくなる、強い痛みを感じる場合は中止してください。

日本赤十字社も、手足を強く打った際は、打撲部位を安静にして原則として冷やすことを案内しています。また、傷が見えなくても皮下出血や骨折を伴う場合があるため、腫れや痛みが強いときは注意が必要です。

腫れがある場合は無理のない範囲で圧迫する

弾性包帯などを使って軽く圧迫すると、腫れを抑えられる場合があります。

ただし、圧迫が強すぎると血流を妨げるおそれがあります。患部より先が白くなる、冷たくなる、しびれる、脈打つように痛む場合は、すぐに緩めてください。

圧迫の方法がわからない場合や、骨折や脱臼の可能性がある場合は、自己流で強く固定せず、医療機関で確認してもらいましょう。

内出血ができた直後に避けたい行動

あざを早く消そうとして、直後から患部を揉むのはおすすめできません。強い刺激によって出血や腫れが広がる可能性があります。

また、受傷直後に長時間入浴する、サウナに入る、飲酒する、激しい運動をするといった行動は、血流を促して腫れや痛みを強めることがあります。

あざを針で刺したり、強く押して血液を散らそうとしたりするのも危険です。皮膚を傷つけ、感染やさらなる出血につながるおそれがあります。

数日経過した後の過ごし方

痛みや腫れが落ち着いてきたら、日常生活の中で無理のない範囲から動かしていきます。

ただし、「数日経ったから大丈夫」と決めつけるのではなく、患部の状態に合わせることが大切です。動かしたときに鋭い痛みがある、腫れがぶり返す、関節が動かしづらい場合は、運動を控えてください。

温めた方がよいかどうかも、けがの状態によって異なります。腫れや熱感が残っている段階で積極的に温めると、症状が強くなることがあります。判断に迷う場合は、整形外科や接骨院などへ相談しましょう。

病院を受診した方がよいあざ・内出血の特徴

あざの多くは自然に薄くなりますが、すべてを自宅で経過観察してよいわけではありません。

あざの見た目だけでなく、できた原因、痛みや腫れ、全身の症状、服用している薬などを含めて判断する必要があります。

ぶつけた覚えがないのにあざが増えている

身に覚えのないあざが一つできただけで、すぐに重大な病気を意味するわけではありません。

日常生活の中では、知らないうちに家具へぶつかったり、寝ている間に圧迫されたりすることもあります。

ただし、ぶつけた覚えのないあざが何度もできる、短期間で数が増える、大きなあざが繰り返し現れる場合は、血小板や血液凝固、血管の状態などが関係している可能性があります。

血小板や血液凝固因子、血管の働きに問題があると、通常よりもあざや出血が起こりやすくなることがあります。

小さな赤紫色の点が広い範囲に現れている

針先ほどの小さな赤色や紫色の点が多数現れている場合は、点状出血の可能性があります。

押しても色が薄くならない、両脚や腕など広い範囲に出ている、口の中にも赤い点がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。

特に、点状出血に加えて鼻血や歯ぐきからの出血がある場合は、単純な打撲によるあざとは異なる可能性があります。

あざが急速に広がっている

打撲後のあざは、時間の経過や重力の影響で周囲へ広がって見えることがあります。

しかし、短時間で大きく広がる、患部がパンパンに腫れる、強い痛みが続く場合は、出血量が多い可能性があります。血液を固まりにくくする薬を服用している方は、特に注意が必要です。

薬は自己判断で中止せず、処方した医師へ連絡しましょう。

強い痛みや腫れ、しびれ、動かしづらさがある

あざと一緒に強い痛みや腫れがある場合は、骨折、脱臼、靱帯損傷、筋肉損傷などを伴っている可能性があります。

次のような症状がある場合は、整形外科を受診しましょう。

  • 患部を動かせない
  • 体重をかけられない
  • 関節や骨の形が普段と違う
  • 指先や足先がしびれる
  • 患部より先が冷たい、白い
  • 時間とともに痛みが強くなっている

見た目のあざが小さくても、内部の損傷が軽いとは限りません。

鼻血や歯ぐきからの出血なども起きている

あざだけでなく、鼻血が止まりにくい、歯磨きのたびに歯ぐきから出血する、月経量が急に増えたなどの症状がある場合は注意が必要です。

厚生労働省は、手足の点状出血、青あざができやすい、歯ぐきの出血や鼻血などを、血小板減少症で見られることがある症状として挙げています。薬の副作用によって起こる場合もあるため、服用中の薬がある方は、薬の名前や飲み始めた時期を医師や薬剤師へ伝えることが重要です。

発熱や腹痛、関節痛などを伴っている

あざのような赤紫色の斑点に加えて、発熱、強いだるさ、腹痛、関節痛、血尿などがある場合は、血管炎などが関係していることがあります。

特に子どもの脚に紫斑が広がり、腹痛や関節痛を伴う場合は、早めの受診が必要です。

皮膚の症状だけを見て判断せず、全身にどのような変化が起きているかを確認しましょう。

頭・胸・腹を強く打った場合

頭や胸、腹を強く打ったときは、外から見えるあざが小さくても注意が必要です。

これらの部位では、脳や内臓など、皮膚から見えない場所に損傷や内出血が生じる可能性があります。

頭を打った後に意識がぼんやりしている、何度も吐く、強い頭痛がある、けいれんが起きた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

胸や腹を打った後に息苦しさ、強い腹痛、冷や汗、顔色の悪さ、意識の変化などがある場合も、救急受診を検討する必要があります。日本赤十字社も、頭・胸・腹の打撲では、見える傷がなくても内臓損傷や内出血を伴う可能性があると注意を促しています。

何科を受診すればよい?

受診する診療科は、あざができた原因や症状によって異なります。

ぶつけた後に強い痛みや腫れがある場合は、整形外科が適しています。骨折や靱帯、筋肉の損傷などを調べてもらえます。

皮膚に長く残るあざ、生まれつきのあざ、色や形が変化しているあざについては、皮膚科へ相談しましょう。

ぶつけた覚えのないあざが繰り返しできる場合や、鼻血、歯ぐきの出血、点状出血などを伴う場合は、内科や血液内科が選択肢になります。どこへ行けばよいかわからない場合は、まずかかりつけの内科で相談しても構いません。

あざと内出血に関するよくある質問

あざと青あざは同じものですか?

青あざは、あざの一種です。

一般的には、打撲による皮下出血が青紫色に見えているものを青あざと呼びます。一方、あざという言葉には、赤あざや茶あざ、生まれつきのあざなども含まれます。

内出血は何日くらいで消えますか?

軽い内出血であれば、数日から数週間ほどで徐々に薄くなることが一般的です。

ただし、あざの大きさや深さ、できた部位、年齢、体質などによって回復期間は異なります。長く残っている場合や、色や大きさが変化しない場合は、医療機関へ相談してください。

あざが黄色くなるのは治りかけですか?

打撲後のあざが青紫色から緑色、黄色、薄い茶色へ変わっている場合は、漏れた血液が分解され、吸収されている途中と考えられます。

痛みや腫れも軽くなっているのであれば、回復に向かっている可能性があります。ただし、皮膚だけでなく白目も黄色い、体調不良を伴う場合は別の原因が考えられるため、医療機関へ相談しましょう。

内出血を早く治すために揉んでもよいですか?

できた直後の内出血を強く揉むのは避けましょう。

刺激によって出血や腫れが広がる可能性があります。受傷直後は安静にして、タオル越しに冷やすことが基本です。

ぶつけていないのにあざができるのはなぜですか?

知らないうちに軽くぶつけていることもありますが、加齢による皮膚や血管の変化、薬の影響、血小板や血液凝固の異常などが関係している可能性もあります。

繰り返しできる場合や、出血しやすさを伴う場合は、内科や血液内科へ相談してください。

あざや内出血は接骨院でも相談できますか?

転倒やスポーツ、日常生活での打撲によって生じた痛みや腫れについては、接骨院で相談できる場合があります。

ただし、接骨院では血液検査や画像検査による病気の診断はできません。ぶつけた覚えのないあざ、点状出血、鼻血や歯ぐきからの出血、発熱や腹痛を伴う症状については、医療機関を受診してください。

また、強い痛みがある、骨折が疑われる、頭・胸・腹を強く打った場合も、先に医療機関で詳しい検査を受けることが大切です。

まとめ

あざと内出血は同じ意味で使われることがありますが、厳密には異なります。

内出血は、体の内側で血管から血液が漏れ出している状態です。あざは、その内出血などによって皮膚に現れた色や見た目を表します。打撲後の青あざは、皮膚の下で起きた内出血が外から見えている状態と考えるとわかりやすいでしょう。

軽い打撲によるあざであれば、患部を安静にして冷やすことで、少しずつ落ち着いていくことがあります。早く消したいからといって、できた直後から強く揉んだり、長時間温めたりするのは避けてください。

一方で、ぶつけた覚えのないあざが増えている、点状出血が広がっている、鼻血や歯ぐきからの出血もある、強い痛みや腫れが続いている場合は注意が必要です。

「ただのあざだろう」と見た目だけで判断せず、できた原因や全身の症状も確認しましょう。いつもと違う変化がある場合や、症状が長引いている場合は、早めに医療機関へ相談してください。

監修者情報
監修者情報

からだ接骨院グループ 代表

粟田 裕太朗あわた ゆうたろう

株式会社Rieden代表。
学生時代の陸上でのケガをきっかけに、整骨院の親身なサポートに感銘を受け治療家の道へ。痛みの解消はもちろん、「痛みの出ない身体づくり」を追求し、根本原因である姿勢に着目した独自の矯正法を考案。

24歳で開業後、14年で25店舗を展開。「日本を整する」という理念を掲げ、一人でも多くの方に健康的な幸せを届けるため、全国で事業を展開している。

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